特別活動

子どもたの夢に向かう体験 子どもたの夢に向かう体験
1
Step

アイデアを選ぶ

ディスカッションタイムで出たアイデアの中から、 「今、本当にやってみたいこと」を選びます。
テーマが決まったら、活動の目的やイメージを共有し、仮プランを立てます。

2
Step

企画を練る

実現に向けて、必要なことを整理していきます。
この段階では、ただ「やりたい」だけでは通りません。 スタッフや保護者に向けて、仮プランのプレゼンテーションを行います。 質問や懸念に答えながら、企画の意義や見通しを伝える必要があります。 ときには、手ごわい交渉相手になることも。
でもそのやりとりこそが、社会との接点であり、 自分の考えを深める貴重な機会でもあります。

企画を練るときに考えること

  • 何をしたい?活動の目的は?
  • 場所・時間・メンバーの構成
  • どんな準備が必要→道具・材料・費用など
  • 安全に進めるには→配慮すべきこと、リスクへの備え
  • どう分担する→それぞれの役割と協力のかたち
  • うまくいかない時は→想定される課題と、柔軟な対応策

これらを整理することで、企画の輪郭が少しずつはっきりしていきます。

3
Step

見通しを立てる

話し合った内容を「しおり」や進行表にまとめ、全員で共有します。 文字や絵で可視化することで、活動の流れが見えやすくなり、期待感も高まります。

4
Step

実行する

準備が整ったら、いよいよ本番。 自分たちで進行し、臨機応変に対応しながら、活動をやり遂げます。
保護者の方にサポートをお願いすることもありますが、 中心となるのは、あくまで子どもたち自身です。

5
Step

振り返る・伝える

活動後は、必ず振り返りの時間を設けます。
うまくいったこと、予想外だったこと、次に活かしたいこと—— 自分の言葉で記録する見直しが、「次の挑戦」につながります。
また、協力してくれた方への感謝の気持ちも忘れずに。 手紙やメッセージで伝えることを促します。

この活動で育まれる力

  • 企画する力:アイデアを現実に落とし込む力
  • 伝える力:自分の考えを整理し、相手に届ける力
  • 協働する力:仲間と支え合いながら進める力
  • 創造する力:ひらめきをかたちにする力
  • 感謝を伝える力:人とのつながりを大切にする心
  • 社会とつながる力:現実の条件や他者の視点に触れる経験
  • 主体性:自分で選び、動き出す力

自分たちで動かす「プロジェクト」
特別活動は、決められたプログラムではありません。 子どもたちが自分たちで考え、やりとげ、振り返る——
その一連のプロセスが、マザーツリーならではの「まなび」です。 現実に向き合いながら、創造的に挑戦する。 その経験は、きっとこれからの人生にもつながっていきます。